懲りずに深夜テンションです

虹の端にたどり着いた人間は、妖精の世界に行くか金貨がいっぱいにつまった壺を持って帰るか選べるんだそうです。
フェアリーレルムで読みました。けっこう夢中になって読んでいました。
四年生くらいだった私は、もし虹の端に行けたら妖精の世界に行きたいなあと思っていました。
妖精の世界で花の妖精たちとお城の周りを飛んで遊ぶ絵を夏休みの宿題で書きました。今もリビングに飾ってあります。
下書きで何かを間違えたからお城が入り口以外浮いてるし、色を混ぜるのも下手だったので全体的に灰色の絵です。
部屋が暗くなる気がする絵なのですが、外す機会もないのでずっと飾ってあります。
今虹の端に行けたら私は妖精の世界と金貨とどっちを選ぶんだろう、と虹を見るたびなんとなく考えます。う〜〜ん金貨がほしいなあ。
なんだかんだ舞台に立つことをやめない私は、金貨を選ばないのかもしれません。締め方がわかりませんね。
佐藤晴香
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劇団綺畸2016年度新人公演
『無題、あるいは歪曲するガラスケースの寓意。』
作 中石海 演出 野口瑞貴
3/18(土) 19:00
19(日) 14:00/19:00
駒場小空間
全席自由席
予約不要・カンパ制
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あいまいもこ

今回のテーマは「子供の頃好きだった本」です。

小学一年生くらいまで、毎晩母が本の読み聞かせをしてくれていました。
好きな本を持って行ってよかったので、気に入ったものは何回も持って行った覚えがあります。

その中の1つで特に好きだったのが、『シャーロットのおくりもの』という本です。
ひとりぼっちで出荷に怯えていた子豚のウィルバーが、賢い蜘蛛のシャーロットと出会い、シャーロットの知恵と協力によって出荷の危機から脱する的な…話だったと…思い…ます!

お話の最後で、寿命が短い蜘蛛のシャーロットはウィルバーを残して死んでしまいます。そこが本当に悲しくて、せっかく友達ができたのに置いていかれてしまうウィルバーがかわいそうで、泣いた…ような…気が…します!

正直、小さい頃のことなので詳しいことはあまり覚えていないですが、その本の最後を読んでもらった時のさびしくて泣きたくなる感じは覚えています。

最近本を読んでいないので、もっと読もうと今思いました。

音響1年 豊嶋

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劇団綺畸2016年度新人公演

『無題、あるいは歪曲するガラスケースの寓意。』

作 中石海     演出 野口瑞貴

3/18(土) 19:00

19(日) 14:00/19:00

駒場小空間

全席自由席

予約不要・カンパ制

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雪の本棚


中学生くらいまで質より量を重視して濫読してきた。とにかく、読んで、読んで、読んだ。特に印象的だったいくつかの本は特殊な織物を織るために働かせられる子どもたちの話、死ねない男の放浪記、といったように思い起こすことはできるけれど、名前までは思い起こせない。たぶん、繰り返し読んで没頭する本はほとんどなかったのだろう。なので、すこし趣向を変えて私の読書の原風景の話をしたい。

雪に閉ざされた山の、その子供部屋。扉ほどの大きさの本棚。その中にはぎっしりと本が詰まっている。ひたすら本を読んで、飽きたら雪を見ての繰り返し。私の一番古い記憶のひとつだ。

本棚の中身に大きな変化はなかったけれど、歳を重ねるにつれ本棚の中から手に取る本は変わっていった。最初は「ぐりとぐら」や「ばばばあちゃん」などの絵本で、5歳くらいにはたくさんのふしぎシリーズ。このシリーズが家とその周りに限られていた当時の私の世界を一気に押し広げてくれた。小学生の頃には手塚治虫マガジンやナショナルジオグラフィック。手塚作品は今でも好きで、折を見ては買い集めているし、わからないながらに熱帯魚や毒物の特集を読むことは好奇心を刺激してくれた。

それぞれの本をそのときそのとき、心ゆくまで読んでしまったからその本を読み返すことはもうほとんどない。けれどそれは確実に今に繋がっている。

 

あれから転々と住処をかえてきたので、あの本棚を使うことも年に一度あるかないかくらいになった。けれど、本を読んでいるときの時間の流れ方は今も昔も変わらない。雪の降る日は、特に。今手に取るどの本も、ある日の雪の本棚に繋がっているような、そんな気がする。


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劇団綺畸2016年度新人公演

『無題、あるいは歪曲するガラスケースの寓意。』

作 中石海 演出 野口瑞貴

3/18(土) 19:00

19(日) 14:00/19:00

駒場小空間

全席自由席

予約不要・カンパ制

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印象深いって大事

「子供の頃好きだった本」
このテーマを聞いて最初に思ったこと。

……………覚えてませんけどぉぉ!!

いやそりゃ人並みに本は読んでた…はずですけど。多すぎて覚えてられませんよそんな。

だから唯一めっちゃ記憶に残ってるものでも紹介しておこうと思います。

ちびくろサンボ」って本なんですけどね、

知ってる人結構いるんじゃないかな?

あれです、虎がぐるぐる回ったらバターになった話です。…嘘です。ここでは割愛します。知りたい方はぐぐってください(笑)

まあ、年を重ねても覚えてるってことは、それだけ印象深かったんでしょう。この新公も、観た人の印象にずっと残るよーな、そんな公演にしたいですね、てことで頑張りますか。

照明1年 川崎

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劇団綺畸2016年度新人公演

『無題、あるいは歪曲するガラスケースの寓意。』

作 中石海    演出 野口瑞貴

3/18(土) 19:00

19(日) 14:00/19:00

駒場小空間

全席自由席

予約不要・カンパ制

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ぎゅーびっど。

今回のブログテーマ。

子供の頃好きだった本。

………………………………………。

困りました

いや、現在進行形でめちゃくちゃ困っています

必死で思い返してみても、子供の頃全然本読んでこなかったんだなあってことしかわからない

何なら読書嫌いだったなあ

今になって考えてみると、読書自体が嫌なんじゃなくて、国語の授業とか忌々しき夏休みの宿題読書感想文でしか本を読まなかったからなんだろうと思うわけですが

しかしそんな本に付随する嫌なイメージや思い出を払拭してくれたのもまた本で。

それと出逢ったのは小学校4年生のとき、朝読書のための本を探しに訪れた、学校の図書室ででした

何故か普段は行かないスペースに行って

何となくタイトルと挿絵に興味をもって

読んでみたら、難しくなくて、面白くて

そんなことで読書嫌いは直ってしまって

これは私の演劇との出逢いに通じていて


タイミングとか、出逢い方の方が、もしかしたら、大事なのかもしれない


同じ年に劇団綺畸に入って出逢った同期でつくるこの公演が、誰かの出逢いになったら、なんて野望があったり無かったり………

 

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劇団綺畸2016年度新人公演

『無題、あるいは歪曲するガラスケースの寓意。』

作 中石海 演出 野口瑞貴

3/18(土) 19:00

19(日) 14:00/19:00

駒場小空間

全席自由席

予約不要・カンパ制

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はらぺこあおむし

子供の頃好きだった本

覚えているうちで一番昔に好きだった本は「はらぺこあおむし」です。
はらぺこあおむしの絵本が好きだっただけでなく、保育園の音楽がはらぺこあおむしの歌だったのでわたしははらぺこあおむしにひとしおの感慨を覚えます。

はらぺこあおむしの歌の歌詞を載せましょう。


おや はっぱのうえに ちいっちゃな たまご
おつきさまが そらからみて いいました

おひさまが のぼって あたたかい にちようびのあさ
ぽんと たまごから あおむしが うまれました
ちいぽけなあおむし あおむしは おなかが ぺこぺこ
あおむしは たべるものを さがしはじめました

そして 月ようび 月ようび りんごを 1つ たべました
それでも やっぱり おなかは ぺっこぺこ
火ようび 火ようび なしを 2つ たべました
それでも やっぱり おなかは ぺっこぺこ
水ようび 水ようび  すももを 3つ たべました
それでも やっぱり おなかは ぺっこぺこ
木ようび 木ようび いちごを 4つ たべました
それでも まだまだ おなかは ぺっこぺこ
金ようび 金ようび オレンジを 5つ たべました
土ようび 土ようび あおむしの たべたものは なんでしょう

チョコレートケーキと アイスクリームと ピクルスと チーズと サラミと
ペロペロキャンディーと さくらんぼパイと
ソーセージと カップケーキと それからスイカですって

そのばん あおむしは おなかがいたくて なきました
あおむしは おなかが いたくて なきました

つぎのひは また 日ようび あおむしは みどりの はっぱを たべました
とても おいしい はっぱでした おなかの ぐあいも すっかり よくなりました

もう あおむしは はらぺこじゃ なくなりました 
ちっぽけだった あおむしが こんなに おおきく ふとっちょに

まもなく あおむしは さなぎに なって なんにちも ねむりました
それから さなぎの かわを ぬいで でてくるのです

あっちょうちょ!」 あおむしが きれいなちょうちょに なりました

 

はらぺこあおむしが調子に乗って土曜日に暴食した結果、お腹が痛くなり、その晩ひとり泣く一幕に幼いわたしは豊富な感受性を発揮し、強欲ゆえに苦しみ、後悔したであろうはらぺこあおむしの惨めな気持ち(『あんなに食べなければよかった…』というような)を想像して憐憫の情でいっぱいになったものです。

この話にとくに何かという教訓を見出すのは今文章を書く私のこじつけですが、人生欲張って幸せを得た後には惨めな不幸が訪れるし、しかしそれを粛々と乗り越えてみれば華々しい変化が起きたりもする、そんな感じかなあ。

いまがどの時期にあたるのかさっぱりわかりません。演劇をしています。

小林

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劇団綺畸2016年度新人公演

『無題、あるいは歪曲するガラスケースの寓意。』

作 中石海 演出 野口瑞貴

3/18(土) 19:00

19(日) 14:00/19:00

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よくある話をします。

昔、こんな絵本を読みました―

 

幼い頃からずっと一緒にいた、犬と猫の兄弟がいました。

兄弟とはいっても勿論同じ腹から出てきた兄弟ではなく、二匹がまだ生まれて間もない頃に、飼い主がペットショップから買ってきたものです。

 

二匹は食べるものが違い、遊び方の好みも少し違ったので、喧嘩することもなく、幸せにすくすくと育ちました。

 

そんなある日、二匹は、気がつくと、暗闇の中にいました。

遠くに光が見える。

犬がそちらの方に駆け込むと、急に視界が開けて、そこは何の変鉄もない外の世界でした。

猫が遅れて犬の元にやってきます。

 

そこは、今まで家の中で飼われていた二匹には全く関わったことのない世界でした。

その強い光、と共に存在する暗い影。陰は、少し、ひんやりとしていました。どこかから、水の音が聞こえる。床は、少しゴツゴツとしていましたが、それはまるで遊具のよう。

 

犬ははしゃぎ回ります。

猫は何も言わずに、それをじっと見つめていました。

 

すると、突然、犬の姿が消えました。

猫は、ほんの少しの間、息を止めました。

 

どこかから、水の音が聞こえる。

床は、少しゴツゴツとしていましたが、それはまるで遊具のよう。

 

猫は、しばらくそこに立ち尽くしていました。

しかし、しばらくすると、猫は何も言わずに、反対方向に、歩き始めました。

 

少し、猫は、おぼつかない、足取りでしたとさ。

 

ーーーーー

 

という、

 

これは、

 

これは、全部妄想です。

 

こんな、人が、演出をやっています。

 

よかったら。

 

「新人公演だからこんなもんか」なんて、

 

言わせないです。

 

演出・野口瑞貴

 

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劇団綺畸2016年度新人公演

 

『無題、あるいは歪曲するガラスケースの寓意。』

 

作 中石海    演出 野口瑞貴

 

3/18(土) 19:00

 

19(日) 14:00/19:00

 

駒場小空間

 

全席自由席

 

予約不要・カンパ制

 

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