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想稿・銀河鉄道の夜


私が初めてやった劇は、「想稿・銀河鉄道の夜」。当時まだピヨピヨの12歳(公演の時には13歳になった)だった私が当初イメージしていた演劇はよくあるロミジュリだったり白雪姫だったり、要はお姫様とかが出て来て、可愛いメルヘンな衣装を着て、わざとらしくセリフを読むものでした。そういう演劇にミーハー心で憧れて、誰かの言い出しで演劇部を創部したときはまさか演劇がこんなもので、そして大学まで続けることになるなんてことには想像すら至りませんでした。
顧問だった教頭先生のセレクトで銀河鉄道の夜をやることになり台本を読んだ時、なんだこんな地味な。演劇ってもっと派手で楽しそうなものじゃないのか。そんな文句をみんなで言いました。
教頭先生が、大きくなったら中1で銀河鉄道の夜をやったことを絶対に良かったと思うと予言していて、もちろんポワポワの中1だった私(含め当時の部員みんな)は微塵も信じていなかったけど、やはり教師は偉大なものでその通り今は良かったと思っています。

あのときミーハーな憧れと勢いと頭の悪さだけで演劇を始めていなかったら。
例えばオーケストラ部に入っていたら?

そうでなくても、受験で引退したまま、大学に上がってから再び演劇に関わることを選ばなかったら。

時々そんなことに想いを馳せます。
少なくとも今の私は、10代の8割を演劇とともに生きてきて出来た私で、演劇と切り離した自分がどこにいるのかわかりません。
演劇をしています。

舞台監督 小林


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劇団綺畸2016年度新人公演

『無題、あるいは歪曲するガラスケースの寓意。』

作 中石海    演出 野口瑞貴

3/18(土) 19:00

19(日) 14:00/19:00

駒場小空間

全席自由席

予約不要・カンパ制

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