タイトルが思いつかないことは往々にして起こり得る
劇団綺畸に入った理由は自分でも良くわかりません。
私の友人に演劇系の大学に進んだ子がいまして、その子に感化された様な気もします。
私は舞台観劇が好きで、好きな俳優にお金を使う日々なので、その好きな舞台俳優の見ている世界を少しでも知りたかった様な気もします。
ただ単に目立ちたかっただけな様な気もします(私は元々役者志望でした)。
そのすべてが理由な様な気が、最近はしています。
ここのところ、舞台観劇をする時に役者さんの演技だけではなくて舞台セットや衣裳、チラシ、音響や照明に目が行くようになりました。
劇場に入るとまず舞台セットに目がついて、あぁこの舞台好きだなぁ、とかあの吊り物の意味なんだろう?とか考えます。
幕が上がって役者が出てくると、あの衣裳はきっとこんな構造だな、あの色遣い素敵、とか思います。
劇場綺畸に入る前とは違う観方をしています。
こんな風に演劇を観たかったから、劇団綺畸に入ったのかなぁ、と少し思いました。
そんな私が衣裳をしている今回の新人公演、役者は言うまでもないですがスタッフも力を入れて頑張って準備を進めています。
ご観劇の際にはちょっとでも裏方の仕事に目を向けて下さると嬉しいなぁ、なんて。
目を向けて頂くに値する仕事をしたいです。
衣裳 小島明莉
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劇団綺畸2016年度新人公演
『無題、あるいは歪曲するガラスケースの寓意。』
作 中石海 演出 野口瑞貴
3/18(土) 19:00
19(日) 14:00/19:00
於 駒場小空間
全席自由席
予約不要・カンパ制
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