私ね、彼氏いるの。妻子持ちの。
こんな事を言うと、何なめたこと言ってんだよ、と思われそうですが、
昔から、演じることが、好きでした。
トイレとお風呂をステージに、一人芝居を延々と演じていました。演じている間は、何にでもなれた。自分のなりたいもの、何にだってなれたんです。
今、私は、トイレでもお風呂でもなく、舞台に立っています。
演劇を始めた理由。明確なものはありませんが、ひとつ確かなことは、トイレとお風呂の延長上に、舞台に立っているこの私があるってことです。
今でも時々、トイレの鏡の前で幾度となく繰り返した、あの頃一番好きだったセリフを思い出します。
役者、小道具 笹原花
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劇団綺畸2016年度新人公演
『無題、あるいは歪曲するガラスケースの寓意。』
作 中石海 演出 野口瑞貴
3/18(土) 19:00
19(日) 14:00/19:00
於 駒場小空間
全席自由席
予約不要・カンパ制
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